東南アジア向け、渡航前ワクチン【海外渡航準備】
【私がワクチン接種する理由】
本日は、これから海外に長期滞在しようとする人が摂取しておいた方が良いワクチンについて書いていきます。
私は今までに日本を中心に450カ所近い心霊スポットをまわってきたのですが、来年からは海外の心霊スポット探索に力を入れていきます。
去年、初めての海外心霊スポット探索として台湾に3泊4日で行ってきたのですが、来年からは、とりあえずタイ・フィリピンと約1か月半ずつかけて心霊スポットをまわります。
2国で合計3か月間は東南アジアに滞在するわけなんですが、東南アジアには、日本では感染することの無い、または極めて感染する確率の低いような、様々な病気になってしまう可能性があります。
そこで、考えうるあらゆる危険を想定ながら医師と相談し、1カ月前からワクチン接種を始めました。
【ワクチン接種できる病院】
海外渡航に向けて打つようなワクチンは、どこの病院にでも置いているわけではありません。
・ワクチン外来(予防接種外来)
・トラベルクリニック
を扱っている病院を探し、まずは電話で確認してみましょう。
※海外渡航前に打つようなワクチンは保険が使えないので、かなり値段が高くなります。下で詳しく説明しますが、私の場合は10万円以上かかりました。
【ワクチン接種期間】
ワクチンは1度で終わるものもあれば、2回、3回と打つことによって抗体ができるものもあり、その場合は1回目、2回目、3回目と期間をあけて打つ必要があります。
なので、最低でも海外渡航1ヵ月前には診療を受け始めましょう。
【ワクチンの種類】
ここでは、実際に私が東南アジア対策として打ったワクチンについて書いていきます。
1つの病原体に対して何種類かのワクチンがあったりして、値段等変わってきますので、あくまで参考とし、詳しくは自分が診療を受ける病院に問い合わせてください。
『ワクチンの種類、ワクチンの名前、接種回数、有効期間』
・狂犬病、Rabipur、3回で1年、
(12000円×3=36000円)
・破傷風 、Boostrix、1回で10年
(9000円)
・A+B型肝炎、 Twinrix、2回で半年、3回で10年~20年、
(15000円×2=30000円)
・腸チフス 、TYPHIM Vi、1回で3年
(9500円)
・日本脳炎 、IMOJEV、1回で5年
(18000円)
・麻しん・風疹・おたふく 、MMR-Ⅱ、一生
(13000円)
全て税抜き表示で、これプラス診療費等も必要になってくるので、私の場合は合計13万円ほどになりました。
これが、私が医師と相談して、できる限る打っておいた方が良いという判断に至ったワクチンです。
ワクチンの優先度や、地域によっての危険性、感染症の詳細等は、厚生労働省検疫所のサイト「FORTH」に詳しく記載されているので、こちらも併せて読むことをお勧めします。
以上、海外渡航前ワクチンについて書いてまいりましたが、「値段たけぇよ・・・」と思った方も多いと思います。
しかし、感染症に対する正しい知識を身に着け、しっかりとワクチン接種をすることは旅人にとって大きなアドバンテージとなりますので、海外に長期滞在する方は前向きにワクチン接種を検討されることをお勧めします!