坂ノ市一文字でショアブリ8kg!?【釣り大分】
11月後半からは、大分方面でショアブリが熱い季節になってきますね。
大分の釣り情報は、釣具の山下さんのHPで幅広く紹介されているので、行かれる方はチェックした方がいいです!
ショアブリで有名なのは、大野川河口・坂ノ市一文字ですが、今回私がご紹介するのは坂ノ市一文字の方です!
アジ、サバ、チヌ、真鯛、ブリと、魚種が豊富に狙え、真鯛、ブリは大型も混じってくるので、とても夢のある場所!
↑大勝丸さんを利用して2500円で渡ってきました!
坂ノ市の一文字と言っても、渡れるところは8カ所あり、場所によって対象魚にばらつきがあるので、自分の狙う魚を船長に伝え、相談してからどこに上がるか決めればいいでしょう。
私が上がったのは・・・
忘れました!!w
その時々によってポイントは変わると思うので、青物が釣りたい方は船長に「最近、青物の実績があるところにお願いします!」といえば間違いないでしょう!w
AM8:00
友人と二人で、初のショアブリ目指して一文字に渡りました。
オフショアジギングでは何度かブリを釣っていたのですが、ショアから狙うのは初めて!
もちろん船のように魚探を使ってベイトの群れを探すことなんてできないので、魚達が接岸してくるのを待つ厳しい釣りになることは覚悟していたのですが、これが思った以上に修業でした・・・
【タックル】
ロッド ショアガンSFGS-96XH
リール アゾレス5500(出た!1万円で買えるメイドイン台湾!)
ライン ウルトラジグマン3号
リーダー パワーカーボナイロン50lb
ジグ スラッガージグ60g(ショアは根掛かりが多いのでほぼこれしか使いません)
価格:281円 |
とりあえず、ナブラも見えないことだしテキトーにぶん投げてシャクってくる。
15シャクリしては沈め、15シャクリしては沈める。で、たまにストップとタダ巻きを織り込みながらしゃくり続けること30分ほど。
「グググ」
なんかかかったぞ!?
と言っても、引いているというよりジグにくっついている感じ・・・
嫌な予感がするぞ・・・・
シャカシャカと勢いよく巻き上げると、、、、やはりエソ!
そのままリリース!
その後もシャクるパターンを変えてみたり、湾内に投げたり、外海に投げたりを試してみますが、掛かるのはエソばっか・・・
「俺たちは今日エソ釣り来たんやろうか?」
自虐的な独り言を私が呟き始めたころ、友人は気分転換のためにアジングを開始。
アジを釣って泳がせ釣りをするつもりらしいけど、風が強すぎてワームが全然飛んでないぞ!ということで、すぐに断念。
しかし、ジギングは飽きたみたいで(キツイしね!)、そのままエギングにチェンジ!
すると、すぐに紋甲イカがヒット!
タモを使うまでもなくあっさりとブッコ抜ける400gくらい!
でも、友人はイカは食べれないらしく、私のお土産となりました!(なんで釣ったんだ!?)
その後も少し休憩してはシャクリを繰り返すのですが、エソ以外に魚の姿が見えないため、12時頃に昼飯食って昼寝zzz
ザッザッザッザッザッ!
「ん?」
私たちの近くで釣りをしていた人が、全力疾走している音で目が覚める。
走って向かう先を見ると・・・
「ナブラやあぁーーー!!」
そこには、船でもたまにしか見ることができないような大きなナブラが発生しているではないか!
私たち二人も飛び起きてナブラの方に走り出し、先に釣りをしていた人たちの邪魔にならない位置から投げ始める!
ナブラに直接ジグをぶち込んでいたであろう人達は、すでに二人が竿を大きくしならせてファイトしている。
しかし、すぐにナブラは消えてしまい、私たち二人にヒットはなかった。
結局、ブリをかけていた二人のうち一人はバラしてしまい、もう一人が7kg前後位のブリを釣りあげていた。
たとえ自分でなくとも、同じ場所で釣りをしている誰かが魚を釣り上げているのを見ると、「次は自分にくるのではないか」とやる気が出る。
しかし、自然は甘いものではなく、そこからはずっとナブラは湧き続けるのだが、ジグの全く届かない遥か彼方のことのため、どうしようもない。
相変わらずジグにアタックしてくるのはエソのみだ。
そこからまた、シャクるパターンを変えてみたり、湾内に投げたり、外海に投げたりを繰り返すこと約2時間ほど。
近くでナブラの湧く気配はないし、もう諦めかけながら外海に向かってキャストし、残り30mほどまでシャクってきたところで
『ガッツン!』
強烈な当たり!
すかさず3発合わせを入れて、竿尻を腹に充てる。
貴重な一本なためポンピングはせず、ゆっくりとリーリングしながら寄せてくる。
手前数mはテトラが入っているが、沖でならどれだけ走らせても大丈夫だ(ブリだから底には突っ込まないしね)
何度かドラグを出して抵抗するが、ゆっくりと落ち着いて、巻けるときに巻き続ける。
わりと手前で食ってきたという事もあり、3分ほどで足元の水面を割って顔を出させることができた。
しかし、まだ体力が残っているようで、急に水面を尾で叩くと、反転してドラグを出しながら潜っていく。
膝を落としてショックを緩和し、止まったところでまた巻き上げてくる。
今度は水面まで来ても激しくは暴れない。体力尽きたか。
絶妙なタイミングで友人がタモを伸ばし、頭から無事にネットイン!
さあ上げようと友人がタモを手繰り寄せようとするが、かなり重いようで苦戦している。
リールをフリーにした状態でロッドを壁に立てかけ、私もタモを引き上げるのに加勢し、二人でえっちらおっちら引っ張り上げる。
「やったー!初のショアジギングでブリ!」
92cm8kgでした!
一万円のリール、アゾレスが頑張ってくれました!
というか、アゾレスはこの後、オフショアジギングのサブとしても使用しだすのですが、かなり使えます!
1本釣り上げた後も二人で1時間ほど粘ってみたのですが、ヒットしてくるのはエソのみで、これにて納竿となりました。
私が使っているショアガンは古いモデルですので、現在は新モデルの「ショアガンエボルブ」が出ていますね!
アングラーズリパブリック パームス ショアガンエボルブ 【BLUERUNNER】Exclusivegame F.C Spinning Models【SFSGS-103XH・BL】 価格:28,458円 |
オフショアでの使用も考えている方は、6500を買った方がいいです!
一気に160gくらい重くなりますが、耐久性はその分増します!
価格:10,280円 |