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フィリピンの怪談について
フィリピン留学開始からもうすぐ7か月経過します。
これまでフィリピンの怪談を取材してきて思う事をざっくりと書いてみます。
フィリピンの怪談を取材していて思うのは、フィリピンと沖縄の怪談は似ているところがある。
フィリピンにはアスワンやティクバラン、ドワーフなどのクリーチャー(日本でいう妖怪、マジムン)達がいて、彼らは時として人に災いをなし、それを解決するために田舎には今でも多くのアルブラリオ(民間治療を行う祈祷師)がいる。
クリーチャーとは沖縄でいうマジムン(キジムナー等)で、アルブラリオはユタのような存在に近いものだと認識している。
そして、沖縄とフィリピンには今でも実体験として”この世ならざるもの達”によってもたらされた災いを、ユタやアルブラリオが解決していくストーリーがいくつも散らばっている。
・ティクバランに憑りつかれた男性の話
・ドワーフにいたずらされた子供の話
・アスワンを見た女性の話
これらは過去の御伽話としてではなく、現在の体験談として生きている。
フィリピン留学の当初の予定は半年だったけど、フィリピンの魅力に取り憑かれてしまい、まだまだこの地で心霊取材や英語学習を続けたいと思っている。
来年くらいまでにはフィリピンの怪談本出版まで漕ぎ着けたい。