パタ動物園(PATA ZOO)【タイ旅行 バンコク】
バックパッカーの聖地ともいわれるカオサンロードの先に架かる、ピンクラオ橋を通り抜けてしばらく大通りを進むと、右手にPATAデパートが見えてくる。
一見何の変哲もないデパートに見えるが、その最上階は昭和感漂う動物園となっている。
日本にもかつてはデパートの屋上にゾウがいたりしたそうだが、時代の流れとともにそれらは廃れていき、今ではほとんどなくなっているようだ。
しかし、ここバンコクには現役バリバリの、B級感漂うデパート動物園があるのだ!
エレベーターで5階まで上がり、フロアを歩いていると動物園の受付が見えてくる。
タイ人は80バーツだが、外国人は200バーツ取られる。
何やら怪しい雰囲気の階段を上ると・・・
6階は爬虫類エリアとなっている!
蛇・カメ・トカゲ類なんかがいるのだが、道の真ん中には上部が吹き抜けとなった水槽がいくつも置いてあり、勝手に触ることができる。
こんなワニガメまで触ることができてしまうので、下手したら指を食いちぎられる可能性も・・・
すべては自己責任ということか。
こういうのは嫌いじゃない、いや、むしろ大好き。
水槽エリアを抜けると、大きなエイの剥製がある。
写真じゃわかりにくいが、優に2mを超えておりものすごい迫力だ。
こちらには大型水槽。
水槽の中ではそこまで大きくないエイ達が泳ぎ回っている。
エイを通り過ぎると、少し照明が暗くなり、怪しさ漂うエリアへと突入する。
ニシキヘビ!
この通路はニシキヘビが大量にいるエリアで、これでもかというくらいニシキヘビが展示されている。
タイ人はニシキヘビが好きなのだろうか?
これで6階の展示エリアはすべて見終わったのだが、6階には食堂兼売店があるので、そこで入場券と一緒にもらうドリンクチケットを渡せばドリンクをもらうことができる。
そしていよいよ屋上である7階へ。
こちらは先ほどとは打って変わって明るい雰囲気だ
6階は人がまばらだったのだが、こちらは親子連れで賑わっている。
その半分くらいが外国人といった印象。
タイ(バンコク)は日本と違って外国人がめちゃくちゃ多いのです。
屋上に展示されているのは鳥・猿・ヤギなど
7階の受付では動物に与えることができる餌が売っているほか、動物との記念写真も受け付けている。
こういうのは、わりと日本でもよく見かける光景だ。
この場所が屋上であるということを除いては・・・
猿エリアには、チンパンジー・オラウータン・ゴリラや小型サル類がいる。
チンパンとオラウータンの人との距離は近く、手と手を握り合うこともできてしまいそう。
可愛い。
飼育員のおっちゃんが毎日コーラを与えているようで、私が手に持っているコーラを見ると、くれくれと唇を柵から突き出してくる。
コーラばかり飲むと虫歯になるぞ。
このお猿さんは子供から草をもらっていた。
直接手から手へと渡すスタイル。
よくわからないネコのようなクマのような奴。
6階は寂れているが、7階は多くの親子連れで賑わっており、無駄に近い動物との距離感を楽しめる素敵なPATA動物園。
バンコクを訪れたのなら、一度行ってみることをお勧めします。
【住所】
ถนน สมเด็จพระปิ่นเกล้า Khwaeng Bang Yi Khan, Khet Bang Phlat, Krung Thep Maha Nakhon 10700 タイ