白高大神 【心霊スポット奈良】
奈良で一番怖い心霊スポットとも言われる「白高大神」。
元々は神がかり的な能力をもったシャーマンを教祖にした「玉姫教会」という宗教団体が管理していた場所であるが、教祖の死後、玉姫教会は衰退していき、白高大神は現在のような廃虚へと変貌していった。
車を停めることができる場所から白高大神は離れており、山の方に向かってだいぶ歩かなければいけない。
鳥居を潜りながら道に沿って歩いていく。
廃虚が見えてきた。
某DVDでは、この中にろくろ首のような女がいると紹介されていた。
廃虚の脇にも鳥居と石碑がある。
さらに進んで行くと、いくつもの石碑と灯篭が見えてきた。
まさに聖域といった雰囲気だ。
社の上には、教会関係者のものと思われる名が書かれている。
竹藪に囲まれた場所で長い年月を重ねてきた石碑は、怖いというよりも神々しく、神聖なオーラを放っていた。
白高大神の一番奥には滝があり、滝の手前には洞窟がある。
ここが一番神聖な場所のようだ。
現在、この洞窟へと続く橋は崩落しているようだ。
鎮魂の文字が見える。
元々はここは施錠されていたようだが、心無いものの悪戯によりカギが壊されて、中に入れるようになっている。
私がこの写真を撮ろうとしたとき「オォー」と低い男性のような声で洞窟の中から声が聞こえてきた。
風の音の反響という可能性もあるだろうが、場所が場所なだけに、すぐに一礼して洞窟を後にした。
最恐心霊スポットと呼ばれ多くの若者が訪れている白高大神であるが、私が訪れた数年前はある程度の掃除はされており、今でも信者の方にとって大事な場所として扱われているところなので、そのことを頭に入れたうえで訪れるようにしてほしい。
【住所】